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最近買った本−PerlとかSQLとか経済

小説以外の、最近買った本。

意識してなかったけど、大体1月おきに書いてるねこれ

4月:s.h.log: 最近買った本 – Ajaxとか貨幣とか電子工作とか

5月:s.h.log: 最近買った本−メディア論とか複雑系とか流通とか都市とか疎結合

初めてのSQL
初めてのSQL
posted with amazlet on 06.06.24
アラン ブールー Alan Beaulieu クイープ
オライリージャパン (2006/04)

SQLというかMySQLの本。今ちょっと手直ししてるwebサービスのリファクタリングのために。

入門書は一度その言語使ってから読みます。やり方とコードがずっと書いてあるタイプの本なので、俺の書いた、間違ってるけどなんとか動いてるSQLを直すのによさげ。

二十一世紀の資本主義論
岩井 克人
筑摩書房 (2000/03)
売り上げランキング: 31,452
おすすめ度の平均: 4

4 貨幣とは何か、そのテーマから未来が見えてきます
5 この本は「買い」です
5 知的興奮を誘う一級品としての読み物が満載の必読書

50ページぐらい読んだ。すごく面白い。貨幣商品説と貨幣法制説を否定している。未来への無限の予期。

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ハイエクの自生的秩序、貨幣システムの実装可能性

昨日のオーストラリア戦で終了間際に逆転負けして萎えながらも、そのままDNPで残留して現代と社会システムの宿題でハイエクの「自生的秩序」について調べてたら萌えた。

DNP2階のDTPマシンのそばの本棚の一番下の段に、ハイエク全集が全巻あるのでそのうち読む。

ハイエクは、社会システムや社会制度を我々個人が簡単に作り直せるという考えを「とんでもない思い上がりだ」と言っている。しかし、社会の状況は常に変わるから、ルールを更新し続けなければならないとも言っている。

個人のふるまいのルールが、複雑に積み上がって社会のふるまいのルールとして現れてくるという彼の考えは、結構ここ1年ぐらい考えている事に近い。

また、これはHCIの研究者が「SocialComputing」という言葉を使って「社会的なもの」と指し示す対象と、社会学者が研究対象として「社会的なもの」と指し示す対象の規模のズレにも関係している気がする。(ようするにどこまでが作れるモノなのか、という)

読んだのはこの本の、60ページあたりまで。

ハイエク—自由のラディカリズムと現代
エイモン バトラー 鹿島 信吾 清水 元
筑摩書房 (1991/04)

現代と社会システム 第09回宿題(6/13提出)

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①【復習】ハイエクは社会の秩序形成の本質をどう捉えているか?「ルール」「自由」「法」という概念を用いて説明する

私達は、社会制度は私達自身が作ったものだから、自分たちでより良く作り直す事ができると考えている。しかし、ハイエクはそれを否定する。なぜなら、社会制度は発明されたものでも計画されたものでもなく、私達が生きている中の合理的でないプロセスの中で進化してきたものだからだ。

個人の行動の規則性と、そこから産み出される社会全体の規則性には、明らかに大きな規模の差がある。

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『テクノコードの誕生』と言語学SF、技術と社会のSF小説

あまり精神的に今まずい。残留が足りないと言われた・・・

フルッサーの『テクノコードの誕生』を100ページぐらいまで読んだ。でもさっぱり頭に入ってこない。

機能・構造的な考え方をしている本。

テクノコードの誕生—コミュニケーション学序説
ヴィレム フルッサー Vil´em Flusser 村上 淳一
東京大学出版会 (1997/03)
売り上げランキング: 194,424

先に書いておくと、多分フルッサー以前に「言説」と「メッセージ」の違いで区別した人がいて、その分類は乱暴だとフルッサーは考えてもっと細かくしたんだと思う。最初の方にそんなような事が書いてある。

人と人の間でメッセージがやりとりされ、それの背後には言説(ディスコース)がある。これに対してフルッサーは、言説よりも大きい「構造」、メッセージよりも小さい「コードと記号(シンボル)」で捉えているのがこの本だと思う。

*********というわけで、適当なメモ*********

この本は、1章では「コミュニケーションの構造」として様々な形式を、2章では「コミュニケーションの中身」としてコードと記号を書いている。

■Ⅰ−様々な構造

コミュニケーション構造、つまり言説(ディスコース)や対話(ダイアログ)の構造の類型を示している。

言説は劇場型/ピラミッド型/樹木型/円形劇場型があり、対話はサークル型/ネット型などがある。それぞれに役割があって、理にかなっている。

だけど、フルッサーは危機感を持っていて、色々なコミュニケーション構造が入り乱れているのが今で、それぞれの利点が消されたりとか色々ある。ごめん上手く説明出来ないというか、状況の説明っぽい感じなので書くと丸写しになる。結構面白いので是非本を読んでみて欲しい。

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ヴァネヴァー・ブッシュとアラン・ケイ

伝搬投資貨幣PICSYの鈴木健さんが、すごい良いエントリを書いている。

PICSY blog: Web2.0を考えるための古典

思想としてのパソコンも、アランケイも、今webで起こっていることのディスコースで書くとこうなるんだな

俺なんてこんなに付箋はってるのにここまで深く読めないよ。

思想としてのパソコン、アラン・ケイ

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最近買った本−メディア論とか複雑系とか流通とか都市とか疎結合

最近AmazonのURLが変わって、Amazletが対応しなくなったのでG-Toolsに乗り換えた。

(追記)やっぱやめた。商品画像無しの時の表示がいけてないので……というかAmazletが使えなくなったのはAmazonのURLに bookmarkletが対応してないからなので、ブックマークレットの方を直した

■最近買った本

知恵の樹
知恵の樹
posted with amazlet on 06.05.25
H.マトゥラーナ F.バレーラ 管 啓次郎
筑摩書房 (1997/12)
売り上げランキング: 40,321
おすすめ度の平均: 5

5 オートポイエーシスってそうやったんかー!

オートポイエシスの本はこれが一番わかりやすいとの噂。

文庫版で買ってみた。

いやなんとなくわかってると思うんだけど、シミュレーションとか計算?とか以外にこのモデルが使えるのかよくわからない。

HCI→HIIとなってsocialcomputing的にデザイン領域が広くなった時に、視点の元として、現象学的/エスノメソドロジ的手法と機能・構造主義の部分を併せた(らしい)第三世代システムの考え方は参考になるかも知れないけど。

今はメソッドの更新よりモノ作る方が先決なのでこの本が効いてくるのは半年~一年後ぐらいかな

テクノコードの誕生—コミュニケーション学序説
ヴィレム フルッサー Vil´em Flusser 村上 淳一
東京大学出版会 (1997/03)
売り上げランキング: 194,424

コミュニケーションや言説や対話の構造(劇場型/ピラミッド型/樹木型/円形劇場型とか)

と、そこでやりとりされる「コード」について。

フルッサーは、人間のコミュニケーションはある一定のルール(コード?)に従って、考えて表現して観察して解釈して行なわれるという派の人。

情報を伝達する過程が、エントロピー増大して薄く消えちゃう事への対抗らしい。

College Writing Skills, With Readings
John Langan
Mcgraw-Hill College (2004/07)
売り上げランキング: 969,367

(研究室の)英語の教科書。外国の大学のライティングの教科書らしいけど…高かった。

国家の品格
国家の品格
posted with amazlet on 06.05.25
藤原 正彦
新潮社 (2005/11)

春休みごろに和田さんとかが読んでた

ゴールデンウィーク中に読もうと思ってて放置。ブシドーで論理的とかだったっけ?頭が曖昧になってきた

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