今日のユビキタスネットワーク戦略論という授業の第二回レポートで、授業の内容をまとめろというのがあった。
shingogにマインドマップがアップされてたので、マップの通りにレポートにしたらこうなった。
レポートシステムより
4月19日(水)の『ユビキタスネットワークとは』の授業を聞いたうえで、いま何故、ユビキタスネットワークの確立が必要とされているか、について400字程度でまとめ、4月21日21:00までにレポートシステムを使って提出してください。
ここから俺のレポート
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ユビキタスネットワークを確立する事が、人々の日々の経験を豊かにする。
ユビキタスネットワークとは、uJapan政策の延長で、「いつでもどこでもだれでも繋がるネットワーク」というコンセプトで進められている。
インターネットが1995年に人々の生活に現れて以来、ネットを使った新たなビジネスモデルが確立されてきた。初期のインターネットユーザーのPCへの接続の場は、PCの前に限定されていた。i-modeが登場し、また同時にi-mode上で新たなビジネスモデルが生まれた。
そして、また別のアプローチとして、マークワイザーの提唱したユビキタスコンピューティングがある。RFIDによるトレーサビリティ、MITのTangibleBits、さらに様々なデバイス群を使うことで、モノや情報を把握し、ある種のコンテンツとする技術も発達した。
これら「いつでもどこでもだれでも繋がるネットワーク」によって、トレーサビリティ等の技術が接続される事で、新たなビジネスモデルと市場が生まれる。国家政策としても有効なので、ユビキタスネットワークを確立する必要がある。
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レポートここまで
なんか国家政策も結構いい所突いてるな。いやどうなのかな?
今までのネットが起こしてきた革命は2つあると思っていて、1つは消費者に対しては「共通端末にデータでコンテンツを送る」っていうもの。安くて速い。2つ目は企業等の大きなシステムの仕事の仕方とかが変わった奴で、企業内でネットワーク作ったり、トレーサビリティ(?)とか、割と大きな投資からできたもの。
で、どうも「いつでもどこでもだれでも繋がるネットワーク」というのはネットが起こしてきた革命の1つ目の方をターゲットにしている気がするんだけど、それってインフラ整備より良いコンテンツ考えてそれからインフラをデザインした方がいいと思う。で、授業でも紹介された国が考えてるFutureStore等のプロジェクトは、どうもRFIDや認証のセキュリティ部分とインタラクションのデザインが重要で、「いつでもどこでもだれでも繋がれるネットワーク」じゃなくて無線LAN+インターネット+VPNで十分な気がするんだが。どうなんだろう?