論情報通信文化論2005: [最終課題]メディアの使い分け

メディアをどのように使い分けていますか。また、その理由があれば書いて下さい。

blogの記事として作業記録を載せているが、テキスト・写真・イラスト・映像・ソースコードなどを記述したい情報に応じて使い分けている。だが、これらを統合しているHTMLの一つのエントリはやっぱりテキストみたいなものなので、切り口が必要で、ハイパーメディアの癖にかえってまとめるのに苦労している。

blogに、技術調査のメモを載せるのが好きだ。自分の作業記録として手元に残って、しかもテキスト・写真・イラスト・映像・ソースコード、さらには注釈や参考サイトまでをまとめておけば後で見る時にも便利だし、Googleで結構上の方に登ってきた時とか嬉しい。

で、その作業記録だが、Physical Computingな事が多いので、ソースコードと実行ファイルを置いておくだけでは記録にならない。(電子回路をインターネットで公開するのは面倒臭い)

ので、テキストに加えて写真・絵・映像・ソースコードなどを使う。

特に記録として重要なのは

・何の為にやったか

・使った技術

・作った過程

・どういう動作をするのか

だ。

Technologyカテゴリ

何の為にやったかと、使った技術はまとめて記述する。目的も使った部品やライブラリも、ハイパーリンクを活用してできるだけその目的のサイトにリンクをする。一目でわかる様にしておく。

例えば 体重計TANITA1630 hack失敗の場合

ネット体重計 – ネット家電研究会を参考にしながら、デザ言Dの課題の一部として体重計(TANITA1630)を改造しようと思ったら失敗した。

こんな感じにする。そのすぐ下に写真を配置する事で、後でぱっと見でわかりやすい。

作った過程は、テキストと写真やイラストで記述する。その為に、作っている時からblogに書く事を考えて写真を撮っている。「この写真にこういうテキストを付ければ、この状況は説明できるな」等と考えながら撮る。

また、構造などをイラストで描いておく事で、後で見た時わかりやすい。

どういう動作をするのかは、例外処理などが多いので映像で記録する。処理中にピンを抜いてしまった時にどう処理するかとか、全てのパターンを撮影しておく。最近はデジカメで録画している。

ソースコードはアップしてあるが、重要な部分は引用して解説を書いておく。これはblog内での検索にかかりやすくするという意味もある。

こんな感じで、「後で見る自分」や「その技術を知りたい人」をターゲットとして、テキスト・写真・映像・イラストを使い分けて作業ログを取っている。

書いていて感じるのは、作業ログには切り口が必要だという事だ。ポスターを作る要領で一枚のpdfに絵の様に描いてしまえば楽なのだが、割と定式化してきた「この為にこの技術を使ってこういうモノを作ってみた。その時の作業工程はこうで、これこれに気を付けて、このサイトや本を参考にしながらやった」という形式で書いているのだが、一つ一つで見ると意味がわからないメディアを、一本にまとめるのは結構面倒臭い。

橋本翔

環境情報学部3年 70347929 shokai