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体重計TANITA1630 hack失敗

ネット体重計 – ネット家電研究会を参考にしながら、デザ言Dの課題の一部として体重計(TANITA1630)を改造しようと思ったら失敗した。

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ソースコード(AVR-GCC)

安い体重計。表示部分が7segLEDなのでそこから取る。

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2カ所のバネを外し、電池ぶたの裏の金具も外すと

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開く。そして基盤裏

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7セグメントLED(BT-M515RE)を取り外す。3桁なのに12ピンしかない。

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データシートの置いてあるchipdocへのログインがめんどくさいので、自分で調べた。普通のアノードコモンの7segが三つ合体しているだけ。アノードが3つあって3桁のどれを光らせるかを選ぶ様になっている。

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この7セグメントLEDへの指示をAVRで横取りして、体重を見る。

ケタ指定はアノードに繋がっていたので体重計のマイコン(NEC uPD789024)からの出力をそのまま入力すればOK。数字はカソードなので

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こんな感じにすると、ケタと数字が読みとれる。

VCC, GNDを体重計から取ってこんな感じになった。

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AT90S4433を久しぶりに使った。

そして失敗した。数字がまざる。

原因は多分クロックか何か。

uPD789024が5MHzで動いていて、すごい勢いで3桁を切り替えている。こちらの4433は8MHzで、桁を監視し、足の状態から数字を推測している。多分これがまずい。

足の状態を取得し終わった後、数字へ変換する様にしてみても駄目だった。

あともっと速くするには

/** 体重計IOまわり **/

#define SEGLED_N_1() bit_is_clear(PINC,PC5) // セグメントLED 数字表示部

#define SEGLED_N_2() bit_is_clear(PINC,PC4)

#define SEGLED_N_3() bit_is_clear(PINC,PC3)

#define SEGLED_N_4() bit_is_clear(PINC,PC2)

#define SEGLED_N_5() bit_is_clear(PINC,PC1)

#define SEGLED_N_6() bit_is_clear(PINC,PC0)

#define SEGLED_N_7() bit_is_clear(PINB,PB2)

#define SEGLED_N_8() bit_is_clear(PINB,PB1)

#define SEGLED_D_1() bit_is_set(PINB,PB0) // セグメントLED 桁表示部

#define SEGLED_D_2() bit_is_set(PIND,PD7)

#define SEGLED_D_3() bit_is_set(PIND,PD6)

が原因というか、1PORTの情報まるごと取得する様にすれば良いんだけど4433は8ピンあるPORTが1つも無いので8535か2313などでやり直してみると良いかも知れない。

あと分解したは良いけど元に戻せる気がしない。

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ユビキタスとは、もうなんでもありである

論情報通信文化論2005: [課題09]ユビキタスとは何か?

ユビキタスとは何ですか?自分の経験や体験、今回の授業などを元にして考えを書いて下さい。また、ユビキタスを生かした製品やサービスなどのアイディアを1つ考えて下さい。

[補足] ユビキタスの辞書的な意味は、「ユビキタス (ubiquitous) とは、ラテン語で、「どこでも」(遍在)という意味。

国立国語研究所による言い換え例では「時空自在」となっている。<略>2004年現在、ubiquitous は「何処でも」の意味に加えて時間軸上における同時性または同時刻性を加味した使われかたをしている。」(出典・WikiPedia: ユビキタス)

コンピュータが偏在しているのだから、いつでもどこでも使えるのは当然として、いい機会だからメモがてら知ってる事をまとめてみよう。

ユビキタスという言葉は、1960~70年代ごろから解釈学などのその頃出てきた哲学でよく使われていたらしい。

例えばビザンチンにはアイコンが町中に遍在していて、それを象徴としていつでもお祈りができた。つまり、アイコンがユビキタスにあると表現できる。

そんな感じで使われていたユビキタスという言葉を、マーク・ポワンニンから影響を受けたマーク・ワイザーが「ユビキタスコンピューティング」としてコンピュータの世界に持ってきたら結果PARCをクビになった訳だ。突飛すぎて理解できなかったらしい。

当時流行っていた人工知能の権威だったウィノグラードが、ドレイファスの影響を受けて人工知能批判に走った事も影響していると思う。

人工知能は、多分LSDとかが流行ってアッパラパーになったりしてた頃に人間の頭の中はどうなってるんだろうか?という関心が生まれたという社会背景があったと思う。まあいいや。

ちょうど良いタイミングで樹がユビキタスコンピューティングを説明してるので引用しておく。

Itsukilog: 勉強のメモ#2

Mark Weiserの提唱したUbiquitous Computingが現実の物となりつつある。Ubiquitous Computingの世界では物のみでなく、目に見えないインタラクションがメディアとなる可能性があるといえるだろう。 人々は今まで目にする事が出来なかった様々な情報を、手に取れる形で、物質感を持って操る事が出来る様になる。更に、それらはネットワークにつながることによって、今までのメディアが実現できなかった新しい社会システムの1部になる可能性を秘めているだろう。

コンピュータが遍在し、環境に埋め込まれ、人間が意識せずに使い豊かに暮らす世界では↑のような事が裏で行われるらしい。embedded interactionとsocial computingが鍵となる。つまり、よく言われるインフラの事だけでなく、偏在しているコンピュータとのインタラクションのデザインが肝要という事だ。

マーク・ワイザーは大きな社会性を含むビジョンとしてのユビキタスコンピューティングを提示した。

それに答える形のコンセプトとして、タンジブル、モバイル、ウェアラブル、ソーシャル、パーベイシブとか色々出てきていて、それらをやる為の技術としてセンサネットワーク、MANET、IPv6、RFID、XML、P2Pとか色々ある、と。

まあユビキタスという社会性が強いコンピューティングのビジョンがある時点で、世界の中にいる俺らがコンピュータを使うには、ある程度の道具性が必要になってくる。つまりメカやソフトウェアのテクノロジーだけがユビキタスコンピューティングを実現する要素では無くなってきている。ソフトウェア、電子回路、メカニクス、素材加工、美しさ、ユーザビリティ、文化的・社会的に正しいかどうか、ありとあらゆるものを使って考えなければならない。そういう意味でもうなんでもありである。

なんせユビキタスコンピューティングは社会を提示したビジョンなのだから。

ドコモハウスの無線LANからならトラックバックできるか試しているようす

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ユビキタス環境は、こんな感じにバカなことで集まって楽しくやれる世界に使いたい。遊び心が欲しい。

橋本翔

環境情報学部3年 70347929 shokai

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blogはブランディングである

論情報通信文化論2005: [課題06]コミュニケーションツールとしてのBLOG Part2

■課題内容

[課題05]の他人のトラックバックを参照して、再度コミュニケーションツールとしてのBLOGについて考えてみてください。

■〆切

6/23(木曜日) 23:59まで

■注意

・必ず本文に、参照した他人のblogエントリーのURLをリンクするようにしてください。

・この課題エントリーだけでなく、参照した他人のblogにもトラックバックを打ってください。

■提出方法:このエントリーにトラックバック(但し何度もやってうまくいかない場合のみ、学籍番号・該当URLをコメントにて記載)

円形劇場型のメディアだったwebサイトは、blogになる事でXMLやその周辺のwebサービス、トラックバック、コメント等によってサイトに辿り着く経路を増やす事ができた。これらをうまく使う事で、読む相手を選びながら「自分」を作る事ができると思う。

[課題05]コミュニケーションツールとしてのBLOGをざっと読んだ。目立った主張は

blogは一方的で独りよがりで誰に言っているのかわからない不平等なコミュニケーションである。また、blogで情報を公開するという事を理解していない人が多い。

というものだった。

まあそんな事は当たり前なのでどうでもいい。普通にHTMLをwebブラウザで読む分にはblogは明らかに円形劇場型の言説なので、それを携帯電話などと比べて「コミュニケーションツールとして弱い」とか言うのはナンセンスだ。構造が違うのだからそりゃ違うだろう。

hilog: [課題06]コミュニケーションツールとしてのBLOG Part2より

情報獲得がしやすくなるという点において便利であるという事が一つ考えられます.BlogはXMLの出力を行うインタフェースを提供しているWEBアプリケーションであるという事であり,よりデータの獲得が容易になることから,情報の伝達のスピードを促進し素早いBlogにおいてのコミュニケーションに結びつくのかという事もやはりあるかと思います.

という意見があった。俺もこれには全く同意だ。

結局の所blogツールによるメッセージ伝達の凄い所は

1.情報発信のしきいがさらに低くなった事

2.トラックバック、コメント、RSS(+その周辺のwebサービス)などによって円形劇場にたどり着く経路が増えた事

3.(2に似ているが)bulkfeedsAmazonSearch、はてなキーワード等によって、自分が書けば書くほど自分の欲しい情報が手に入る様になった事

に尽きると思う。

それ以外は今までの個人webサイトと変わらない。いかに自分の得たい情報を手に入れるか、それに辿り着くかがキモであると思う。

自分の公開した情報に対して、人が辿り着く経路が増え、しかもGoogleやRSS周辺のwebサービスによって「来るべき人だけが来る」状況になった時に可能になる事がある。それはブランディングだ。

blogのカテゴリ毎に「俺」を見せる方法があり、現実での生活に良い影響を与えている。

Technology→色々作ってるぽい

Book→読書家らしい

Moblog→激しい生活をしている

こんな感じ。

まあblogを書き始めた頃は自分が後で読み返す為だけに考えていたけど、書けば書くほど何かしらフィードバックがあるのでこれはブランディングだなと思うわけです。(コメントはほとんど付かないけどな)

橋本翔

環境情報学部3年 70347929 shokai

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知識を得たい者が動的に集まり、授業を形成する

論情報通信文化論2005: [課題08]ネットと教室

■課題内容

このような授業形態をふまえて、更にインターネットや無線技術が普及したとき、学校や教室、そして授業はどう変化すると思いますか? また、その理由を書いて下さい。

■〆切

6/21(火曜日) 15:45まで

■提出方法

このエントリーにトラックバック(但し何度もやってうまくいかない場合のみ、学籍番号・該当URLをコメントにて記載)。

教育の受け方には2つある。

一つ目は初等・中等教育である。初等教育としての授業は広く視野を持ち、社会に入って行く為のリテラシーを身につける為にあり、学問の世界に導入されていく入口として与えられるものをこなしていく教育方法である。

もう一つは大学や専門学校で自らの意志で学ぶ授業がある。自ら進む道を決めた者が一つのテーマを持ちプラクティスとして学んで行く。そしてそれを補う為の補助科目がある。例えばメディアデザインクラスターの俺は計算機科学や人類学、社会学が自分のテーマを補助する科目に当たる。

補助する科目は自分のタイミングで学びたい。例えば俺の場合、今年の5月ぐらいから人類学が面白いなと思い始めたが、そのタイミングでは大学の授業としては履修できない。(また、テーマとして開講されていないという事もある)

これは春/秋学期制では対応しきれない。

インターネットや無線技術の進歩によって変化するのはここにあると思う。

つまり、知識を得たい者がそのタイミングによって動的に集まり、授業を形成する。

これは第05回課題: 巨大なテキストファイルは萌えるで述べた通り、各人の知識がblogなどによって公開される事によって可能になる気がする。

blogのエントリによって、トピックが明確にされたテキストファイルが時系列/カテゴリ別に並ぶ。そのエントリ同士がトラックバックによって双方向にリンクされて行く。

今の大学教育では、自分のテーマを選ぶ事はできるが、それを補助する知識が得難い。しかし、ネットワークのテクノロジーが拡大する事によって、知識を得たい者がそのタイミングによって動的に集まり、授業を形成する事が出来る様になる気がする。

橋本翔

環境情報学部3年 70347929 shokai

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小檜山研前でラジコン飛ばしています

論情報通信文化論2005: [課題07]あなたは今どこにいますか?

・あなたの今いる場所はどこですか?

・回りの様子を簡単に記述して下さい。

・なぜ、そこを選びましたか?

・他に、誰かいますか?

・可能な方は、出来る限り、その場の写真を付けて下さい。

■〆切

6/21(火曜日) 15:15まで

トラックバックが飛ばないので、ラジコンを飛ばしました。

他にはたけちゃん野人と石橋さんと吉田さんがいます。

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橋本翔

環境情報学部3年 70347929 shokai