普段持ち歩いてるThinkpadX31(WindowsXP)にcoLinuxをインストールした。Debianがまんま動くのがうける。

20分ぐらいでDebianのインストールまで終わって、色々設定したりアップデートに1,2時間。これでネットの弱い所でもapt/cpan/pearでモジュール入れといてハックできる。

接続はNAT接続にした。ブリッジ接続だと、家以外のネットワークに接続した時にIPがバッティングしてしまうので。

ノートPCからの外向けの公開は、XAMPPの方のapacheでいいや。作ったモジュールをちゃんと公開するのはshokai.orgに上げればいいし、colinuxはネットワーク無くてもゴリゴリ開発できる一人用の環境として使う。

1.自分向けごりごり開発→colinux

2.LANに公開(DNPで、工房の時とか)→xampp/shokai.org

3.webに公開→shokai.org

こんな分担か?

ほぼCooperative Linux(coLinux)のメモのままインストールした。

ちょっと違った所をメモしておく。



1.coLinux自体のインストール

インストーラで、Debian3.0のイメージをダウンロードするか選べる様になってた

2.Debianディスクイメージの準備と設定

解凍はcygwin・Lhaplus共にできた。

swapファイルはcygwinじゃないと作れない。あとは(変な方法だけど)UNIXマシンで作って自分のマシンにファイル転送するとか?swapファイル無くてもいいらしいけど、使わない場合の設定はわからない。

3.設定ファイル

俺用colinux.default.xml













root=/dev/cobd0







4.起動

colinux.exeから起動するんだけど、なぜか設定ファイルを読み込んでくれないので

colinux.exe -c colinux.default.xml -t nt

という引数付けて起動するショートカットを作った。

5.ネットワーク接続

参考:coLinuxのメモ – coLinuxのインストール (その5)

NAT接続で行う。Windows側の設定が面倒。

最初emacsもviも入ってないので、edを使う。

あと、同じDebianLinuxなので以前セットアップしたグラタンの記事も参考になるハズ。

トポロジ図

トポロジ図

coLinuxはTAPの仮想LANになる。WIndows側の「インターネット接続の共有」で、外へ接続される。

設定終わるまでaptが使えないのでedで我慢

まずcoLinux側の設定

/etc/hostname を編集

colinux

/etc/hosts を編集

127.0.0.1 localhost

192.168.31.1 sho_x31

192.168.31.2 colinux

/etc/network/interfaces を編集

auto eth0

iface eth0 inet static

address 192.168.31.2

netmask 255.255.255.0

gateway 192.168.31.1

設定の反映

$ /etc/init.d/networking restart

ユーザを追加しておく

$adduser ユーザ名

rootパスワード変更

$ passwd

次にWindows側の設定

C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts を編集

192.168.31.2 colinux

TAPドライバ(coLinuxと一緒にインストールされる)で、TAPというインターネット接続が増えてるはず。というかTAP-Win32から名前を変えた気がする。

NetworkConfig

無線LAN(普段使ってるネットワーク接続)を無効にする。

無線LANの[プロパティ]→「インターネット接続の共有」にチェック

インターネット接続の共有

OKして、無線LANを有効にする。

ここで、TAPの[プロパティ]→[TCP/IPの設定]を必ずもう一度チェックする

TAP Config

デフォルトゲートウェイも、192.168.31.2にしても良いかも知れない。

これで接続されて、coLinux側からaptが使える様になっているハズ。192.168.31.2(coLinux)→192.168.31.1(TAP)→(共有)→192.168.0.xxx(Thinkpad無線DHCP)→インターネット、と通る。

6.パッケージのアップグレード、emacsインストール

$ apt-get update

$ apt-get upgrade

$ apt-get dist-upgrade

$ apt-get install emacs21

あとはCooperative Linux(coLinux)のメモ見ながら適当に設定する。

7.SSH1も対応させる

俺TeraTerm+TTSSH使いなので。

ML[debian-users:34280]を参考に

/etc/ssh/sshd_config を編集

Protocol 2,1

HostKey /etc/ssh/ssh_host_rsa_key

HostKey /etc/ssh/ssh_host_dsa_key

HostKey /etc/ssh/ssh_host_rsa1_key # SSH1用に追記

SSH1用のRSA鍵を作る

$ ssh-keygen -f /etc/ssh/ssh_host_rsa1_key -t rsa1

SSHの再起動

$ /etc/init.d/ssh restart

これでSSH1で接続できるはず。

8.SSHからはrootでログインできなくする

どうせNAT共有接続なので、ホストしてるWindowsからしかアクセスはできないんだがやっておく。

/etc/ssh/sshd_config を編集

PermitRootLogin no

PermitEmptyPasswords no

PasswordAuthentication yes