去年のゴールデンウィークの増井研合宿でgithubの使い方を山プルギス氏に教えてもらってから18ヶ月、ついに公開リポジトリ数が100個に達した。
ぜんぜんgithub上で他人のプロジェクトに首を突っ込んだりしていなかったので、100個のうちほぼ全てが自分で開始したプロジェクトという事になる。だいたい週1つのペースでリポジトリが増えていったわけか
100個目のプロジェクトは、
notify-lightだった。
これは家の電灯が点いているかどうかを明るさのセンサーで監視して、Skypeのshokai_botというアカウントが俺に通知してくれるシステム。便利である。防犯的な意味で。
60行ぐらいのRubyスクリプト1ファイルだけで実装されている。
botからSkypeのグループチャットでこういうのが来る。
センサーを使うのもSkypeへの通知も、すでに便利なツールが作ってあって全部HTTPでできる。
ruby notify-light.rb -light http://localhost:8783/ -skype http://localhost:8787/
という風に実行すればセンサーを定期的に監視してSkypeに送信できる。
■しくみ
CdSという明るさが検出できるセンサーをArduino等に適当に接続し、シリアル通信してMacやLinuxに送る。
serial-http-gatewayというプロジェクトを以前作ってあるので、これを使うとシリアルポートから受信したデータを溜めてjson形式で吐き出すHTTPサーバーが作れる。
読んだjsonにはタイムスタンプとセンサーの値(明るさが)入っているので、一定時間内の平均値を計算してノイズを消し、Skypeに通知する。
Skypeへの通知は先日作ったskype-chat-gatewayというのを使っている。
1年ぐらい前にskype-socket-gatewayというのを作ったけどwindows用だったのでもう使わなくなったし、socketよりもhttpから使えたほうが便利なのと、chat_idという概念がわかりにくいので1チャット1プロセス1portが対応するように作りなおした。
また、MacとLinuxでSkype APIを使う仕組みが違うので、それぞれ別々に実装した。
Linux版はまだちょっと微妙なんだけど、Mac版は出来がよくてWebブラウザからSkype Chatができるサーバーとかも付いているので便利です。