追記:npmにしたり、firmata作った




Mac OSXで動かしてるNode.jsとBluetoothで通信できるようになった。無線でArduino制御するの超簡単になっちゃった。
もうXBeeとか無くていいと思う。ミニ四駆とかに乗せるのに良さそう。

試したのはちゃんとコネクションはって双方向通信するやつ。次はAdvertisementパケットにセンサーの値でも乗せて垂れ流すのをやってみたい。

ソースコードとかはgithubにおいてある
https://github.com/shokai/blendmicro-study


ArduinoMicroにBLE(Bluetooth Low Energy)を追加したBlend Microというボードが先月末に出たので、買って試した。
1枚$36なので、2枚買った。注文して1週間ぐらいで届いた。
普通のArduinoMicroより1000円高いだけなので、(各言語から通信できるライブラリが揃ってくれば)とても良いと思う。


Blend Micro


Blend Micro — RedBearLab

ほぼArduino Microなマイコン基板に、BLEのチップ(Nordic nRF8001)が追加されている。
ATMegaからはACIというSPIに似たプロトコルで通信して制御する。その部分はArduinoライブラリになっている

BlendMicro


Arduino Microと比べて少し小さい。小さいのはnRF8001の制御にピンを使っているからその分をIOピンに引き出していないからだと思う。多分。
VCCが5Vではなく3.3Vになっている。nRF8001の動作のためにUSB 5Vを3.3Vに落としている。

BlendMicro


セットアップ

チュートリアルをよく読んで、ライブラリを追加したり、Arduino IDEの中のファイルを置き換えたりとかする必要がある。ちょっと面倒。
Getting Started – Blend Micro — RedBearLab

Arduino IDE側の環境が整ったら、サンプルスケッチのBLEControllSketchをBlendMicroに書き込んで、AndroidアプリiOSアプリから操作してみるといい。

やってみた



Node.jsと通信する


nodeからBLEでデバイス見つけて、文字列を書き込んで、BlendMicroが受信して、nodeにエコーする、というのを作ってみた。
Bluetoothの仕様全然知らないし、ドキュメントとか無かったけどソース読んでたら理解できてきてnodeで書けた。



通信しているところ。「かずどん」「ざんまい」などの文字列を送ると、
「echo>」が頭に付いて返ってくる。日本語が普通に通ってしまった。



nodeでのBLEはnoble npmを使った。

通信方法はドキュメントが無いので、AndroidアプリのChatサンプルのコードと、
BlendMicro内で使ってるNordicSemiconductor/ble-sdk-arduinoRedBearLab/nRF8001などのライブラリを読んだ。
ペリフェラル(デバイス)は名前で探して、その中のserviceリストとservice内のcharacteristicsリストから、nRF8001のRX/TXになってる奴をUUIDで識別すればいいだけだった。

複数のデバイスを接続する場合はarduino側でble_set_nameメソッドで名前を個別に変えて、それをnode側でperipheral.advertisement.localNameで探すとよさそう。