■目次

1.組み立て

2.シリアル通信 ← いまここ

3.LEDの点滅

さて、前回組み立てたhatayanMBに電源を入れて、いわゆるシリアル通信(UART通信)という奴をやってみた。arudino化せず、素のatmega8のまま、WinAVRでC言語で通信プログラムを書いた。

この基盤は「プロトタイピングデバイスへの本気組み込み用」なんだけど、PCとの連携に関しては回路を気にする必要がまったく無い。プログラム書き込んで、シリアルポートに接続するだけですぐ通信できる。

(ちなみにBluetoothモジュールに変えると無線化できる

ソースコード(AVRGCC3.4.5)

最新版のWinAVR060125でコンパイルしたhex付き。

WinAVRのインストール&使い方

■電源を入れる

付録のデータシートを見ると

hatayanMB document

左上の3ピンが、(電源入力/GND/5V安定化出力)になっている事がわかった。

俺は今回9VのACアダプタから線を出して、左端に+、真ん中に−を刺す。(5~9Vぐらいならなんでもok。100円ぐらいの9V角型電池で良い。)



黄色い線が9VACアダプタ。(写真はデータシートと上下逆になってるので注意)

hatayanMB1.0 ISP書き込み

赤い電源LEDが点灯する。

去年自作したELMライター(と研究室で呼ばれてる、chanさんのAVRライター)を刺して

■プログラムの書き込み

> avrsp -r

すると認識する。

hatayanMB1.0 ISP書き込み

ここで、さっきのソースコードが保存してあるディレクトリで

> avrsp main.hex

でシリアル通信をするプログラムを書き込む。

UART-RS232C変換基盤を取り付けて

hatayanMB RS232-UART module

ライターのケーブルを抜くと、PCのシリアルポートに文字がたくさん送られる

hatayanMB1.0 UART

TeraTermなどでシリアルポート(COMポート)を選んで受信できる。