今学期はもう学校来ません。というわけでORF終わった頃から最近まででお世話になった本6冊。

『上がれ!空き缶衛星』著:川島レイ

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シミュレーションしかやった事が無かった東大生が、いきなり空き缶に無線機やセンサー詰め込んで人工衛星作る羽目になる。秋月でPIC買ったりしてる。まじ熱い。

99年はPIC16F84が700円もしたのか。今や16F84Aが350円。

『職業としてのソフトウェアアーキテクト』著:マーク・スウェル、ローラ・スウェル 訳:倉骨彰

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ORFの村井純×坂茂セッション(http://orf.sfc.keio.ac.jp/program/)で引用されてた本。同時期に、研究会で先生がアーキテクチャアーキテクチャ言ってたので、参考にすべく読んだ。

アーキテクトの仕事はアーキテクチャプランを提示する。大まかに設計して、詳細設計は自分より適任なビルダーがいればそいつに任せちゃって、実現できなければ他の方法を考えつつ何が何でも完成させる。

「こうすればできるよ」かつ「俺がなんとかするから任せろ」という事らしい。

『ドリームデザイナー』著:川崎和男

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ORF期間中にチーム全員で読み、パワーを頂いた本。実現したい事を実現する為の方法と形を作るのがデザイナー。

『デバッグルール 9つの原則、54のヒント』著:David J Agans

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デバッグ効率を上げる9つの原則を解説する本。ソフトウェアよりも、組み込み機器や通信回線とかの話が多い。あとボイラーとかポンプとか。

デバッグルール

+システムを理解する:マニュアル、データシートを良く読み、中で何が起こっているのか理解する。

+わざと失敗してみる:失敗する原因/条件を特定する。

+考えるのをやめて観察する:先ず、中で何が起こっているかを観察する。失敗する原因を勝手に推測すると余計な時間を食う。デバッグツールがシステムに影響を与えてしまう事を忘れずに、(できれば)設計段階からデバッグする事を考えて設計する。

+分割して攻略する

+一度に1つずつ変える

+履歴をつける

+電源を確認する

+新しい視点でものを見る

+あなたがしなければ問題は解決しない

ほよ神畑山さんも大体こんな感じでデバッグしてるらしい。

俺は6.履歴をつける以外は大体徹底してる。せっぱ詰まって虱潰しにやらないとならなくなったら履歴もつけるけど。

あと、ツールの使い方も覚えた方が良いらしい。電子回路にはオシロスコープロジックアナライザが絶対必要。

5章(その3)までしか読んでないけど、返却期限過ぎてるし今年はもう学校来ないので今からメディアに返してくる。

『ハイデガーと認知科学』著:門脇俊介、信原幸弘

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180ページぐらいまでは、IDEOのウィノグラードってハイデガー参考にして知能とかの研究してたんだーとか面白かったんだけど200ページぐらいからものづくりに関係なさそうなので放置。

『OPアンプ活用100の実践ノウハウ』著:松井邦彦

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やばい、俺の実力を越えている。

回路図や部品スペックが、実践ノウハウとともに詳細に載っているのでOPアンプ2冊目本として最適なのかもしれない。

とにかく、センサを色々使う為にはアナログ回路を学ぶ必要があるようだ。