4月 122006
<< hatayanMBでのデジタル出力(LED点滅) || 丸の内に行くはずが憩いの湯にいた >>
■目次
1.組み立て
2.シリアル通信 ← いまここ
3.LEDの点滅
さて、前回組み立てたhatayanMBに電源を入れて、いわゆるシリアル通信(UART通信)という奴をやってみた。arudino化せず、素のatmega8のまま、WinAVRでC言語で通信プログラムを書いた。
この基盤は「プロトタイピングデバイスへの本気組み込み用」なんだけど、PCとの連携に関しては回路を気にする必要がまったく無い。プログラム書き込んで、シリアルポートに接続するだけですぐ通信できる。
(ちなみにBluetoothモジュールに変えると無線化できる)
■ソースコード(AVRGCC3.4.5)
最新版のWinAVR060125でコンパイルしたhex付き。
→ WinAVRのインストール&使い方
■電源を入れる
付録のデータシートを見ると
左上の3ピンが、(電源入力/GND/5V安定化出力)になっている事がわかった。
俺は今回9VのACアダプタから線を出して、左端に+、真ん中に−を刺す。(5~9Vぐらいならなんでもok。100円ぐらいの9V角型電池で良い。)
黄色い線が9VACアダプタ。(写真はデータシートと上下逆になってるので注意)
赤い電源LEDが点灯する。
去年自作したELMライター(と研究室で呼ばれてる、chanさんのAVRライター)を刺して
■プログラムの書き込み
> avrsp -r
すると認識する。
ここで、さっきのソースコードが保存してあるディレクトリで
> avrsp main.hex
でシリアル通信をするプログラムを書き込む。
ライターのケーブルを抜くと、PCのシリアルポートに文字がたくさん送られる
TeraTermなどでシリアルポート(COMポート)を選んで受信できる。