こんばんは。今日は奥出研究室ORF2004の一日目に参加していました。

俺も朝8:30から小さいマシンや大きいマシンを起動したりしていましたが、流石に俺が作った回路だけあって今日も一日メンテナンス無しで稼働し続けてくれました。

そんなわけでせっかく作ったけど見えない所にあって淋しいので(あのブースはコンピュータが全く見えないのが良いのですが)、ここで舞台裏を書いてみようかなと思います。

これがモックブースです



ブース仮組み(リハーサル)の模様ですが、ゆーすけべー日記: 盛り上がってまいりました>ORFがわかりやすいと思います。

だいたいこういう動きをするものだと分析し→ロバストネス図

俺と和田さんといつきで作り始めます。この図も完成物とは少し違いますが、こういうのを窓や壁に貼って情報共有しながら柔軟に設計を変えながらデザインしていきます。

操作パネルのプロトタイプを作ったり(いつきの身長に合わせて)

スケッチしたり

と同時に、使いそうな技術に当たりをつけて実験したり本で調べたり怪しげなチーム作業場を作ってテンションを上げたり。結局ここの机の下に寝袋にくるまって8回連続で夜を越しました。

んで、最初の要求が

1.Macのシネマディスプレイを使え

2.コンピュータ出すな

だったので、AVRマイコンを使おうと思いましたがMacG4/G5にはシリアルポートが付いていません。また、付いていても活用するためのプログラミング環境がありませんでした。

そこでUSBテンキーを改造しました。

でも、俺が一度付けたグルーガンを溶かしてはがしたりしていたら壊れました。基盤の緑の所がペリペリ剥がれていきました。マジであの時は逃げようかと思いました。なんせ6チーム分のモックを収容するブースだし、他にも12チーム分のムービーを収容するムービーブースも作らないとならないし、俺は何人に謝らなければならないんだと計算してしまいました。

そんな時にハードオフで105円で手に入れたソーテックのUSBキーボード

これをトランジスタ(2SC1815)で動くかテストし

安定するようにライザーカードのように取り付け

基盤表。刺し間違いの無いように色々書く

せっかくだから裏面も

で、動かなかった。動かないと言うより、キー5個までは良いけど6個目がお漏らし状態(微妙に押しっぱなしだったり、そうでなかったり)になってしまう。

色々いじっていると、キーボードのGNDらしき線に俺が触れていると大丈夫な事に気付いた

で、マイコン側のGNDとくっつけることでお漏らし解消。

プログラムをさくさくと書きました。というかUSBテンキー破壊した時のコードの、#defineを直しただけ。

そろそろめんどくさくなってきたからこんなもんでいいや