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PSoC MiniProgをCY8C29466に接続する

PSoC ExpressセミナーでPSoCの評価ボードを動かしたので、今度はCY8C29466 DIPパッケージ版をブレッドボードに置いて、自分で作った回路の中で動かしたい。

だからまず手始めに、ISPライター「PSoC MiniProg」をブレッドボード上のPSoCマイコン(CY8C29466)に接続して、ライター制御プログラム「PSoC Programmer」からマイコンを認識させた。

■用意する物

・PSoC MiniProg → 秋月電子通販

・PSoCマイコン CY8C29466 → 秋月電子通販

・PSoC Programmer → Cypressダウンロードページ

■PSoCマイコンとライターを接続する

ブレッドボード上で接続した。

CY8C29466 with PSoC MiniProg

接続のピン配置は、ライターに「Vdd」「Gnd」「XRES」「SCLK」「SDATA」という刻印があるので、それに対応するピンをCY8C29466のデータシートから見つける必要がある。

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PhysicalComputingとwebサービスは直接連動しない

2つを合体させるとタンジブルでソーシャルなコンピューティングがすぐ作れるんだけど、実装上は相性悪いんだよね現状では。

PhysicalComputingとwebはそのままでは接続出来ない。マイコンにTCP/IPが直接来たとしても一つの「モノ」にはならない。

間に何か挟まなければならない。でもそうなると、3つ以上の技術の組み合わせになるからなかなか手を出せない。

なぜかというと

PhysicalComputing(電子工作で作ったUIとか)だけだと、かなり表現力が弱い。

具体的には「テキスト」の表示に使える部品が、16×2のキャラクタLCDや、DontronicsのLCD7セグメントLED、ニキシー管、ビットマップLCDぐらいしか無い。

それに対して、web serviceにあるRSSとかは「テキスト」なので、相性が悪い。

純粋なPhysicalComputingに合うwebサービスは、天気や温度や渋滞情報とか、テキストデータでfeedされているけど意味を表しているテキストだけだ。

だってね、そりゃ今も昔もwebには、こういうデータしか流通していない。

1.コンピュータがデータ間の相関を計算可能

かつ、

2.人間がそのまま見たり読んだりして意味を理解可能

なデータ。全部がコレを軸に回っている。具体的には、「text」「image」「sound」そして「map」

こういうデータのまわりに、メタデータとかを人が写真見て「これはshibuya food cakeってタグ付けよう」とか思ってメタデータ付けるわけだ。

みんなわかっている事だけど、GUIでは足りなくてTUIだとしても、テキストは消せない。

アンビエントに「意味」も伝えるには、バックグランドでオントロジとか回すだけでも足りない。

Flashとかも使って画面作ったほうがいい。

人間中心デザインとか、形とか、インタラクションデザインとかの部分での工夫もあるけど、webにあるデータの意味を表現したりとか、読むことの中からしか意味が現れないRSSみたいなものから現実世界に引っ張り出す時のジャンプ(変換)の仕方が工夫どころなんだけど

あー、何が言いたいかというとXPortとArduinoつなぐんだったら、何かproxyサーバ立てないと対して面白くないでしょという事。

必要なのはこういう分析じゃなくて実行可能なプランと、それと対になる目的や利益だな。トレードオフなのでこういうのは考えても仕方がないな。十分把握しているんだから何か閃こう。

合宿ワークショップがんばります

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MT3.3でRSSを全文配信にする

最近LDR使い始めてなんでもかんでも(Flickrのfriend’s photoもdel.icio.usのnetworkも、はてブのお気に入りも)RSSで読む様になって、全文配信して損な事は何もない事に気付いたのでそのように変えた。

テンプレートの

<$MTEntryBodyencode_xml="1"$>

こうする

<$MTEntryBodyencode_xml="1"$>

<$MTEntryMoreencode_xml="1"$>

以上

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PSoC Expressセミナーに行ってきた

昨日横浜であったCypressの無料PSoCセミナーに初めて行ってきました。PSoCはじめて触ってきた。

他にセミナーというものに行ったことがない(就活したこともないし)ので比較しようがないけど、かなり良いかんじだった。Tシャツと開発ボードキットと4000円相当のライターもらったし、昼の軽食のサンドイッチも美味かったし。

PSoCが使われている製品の展示にiPod nanoやゲームボーイミクロや、VAIOのFelicaリーダ付き無線キーボードがあった。静電容量タッチセンサをCapSenseという名前でパッケージングして簡単に扱える様にしてるらしくて結構採用されているみたい。

今回の写真:PSoC Express Seminar – a photoset on Flickr

■PSoCとは?

PSoCは”Programmable System on Chip”の略で、1チップの中に回路と普通のマイコンが入っている感じです。

どういう事かというと、

普通のPICやAVR等のマイコンは、各ピンにそれぞれ専用の機能や特徴があり、それを回路に結びつけ、その後ソフトウェアを書いて各ピンやレジスタの動作を定義するという手順でシステムを作っていました。これは変更が難しくて、最初からかなりきっちり設計する必要がありました。

しかしPSoCでは、

1.チップ内にアンプや論理回路を組める

2.それを汎用のピンに自由に結線する

3.それの動作を定義するプログラムを書く

4. 1~3を1つにまとめた「API」を作って、再利用できる

という風に変わります。もしかしたら電子工作が「回路図とプログラム」という分断された形ではなくて、「スクリプト言語のモジュール」の様に流通する様になるかもしれない。

そうなると、人の書いたプログラムを参考にして自分のプロジェクトに書き写すのではなく、

「今日は~~さんのタッチパネル制御ドライバと~~さんの加速度センサジェスチャードライバを使って3行で書けました、ホラ簡単でしょ?」という風になる可能性がある。

(PSoCのCPAN作って欲しい)

■PSoC Expressセミナ

んで今回は、PSoC Expressという開発環境のセミナーだったわけですが…

DSC01571

最終的にこんなややこしいシステムも、20分ぐらいで作れてしまうというかなりヤバげな開発環境でした。可変抵抗に繋いだADCの値を2台のマイコンでI2Cで共有して、片方はLCD、片方は7セグ4桁ダイナミック点灯。

プログラミングはMax/MSP風にinとoutの部品を線でつないで、プロパティ設定して、if(){}then{}などを挟んだりしてシミュレータで動かす。

DSC01567DSC01562

その後実際にinとoutの部品に対応させるピンを選ぶ

これがPSoC Expressでの開発で、ある程度PSoC Expressで作ってからPSoC Designer(普通のアセンブラやCで書くIDE)にプロジェクトを書き出す事もできる。

今回の開発ボード CY3121

4つのマイコンボードが1枚にくっついている

DSC01563

ちなみにPSoC Expressは無料で公開されています。

PSoCの開発環境はC言語コンパイラ16000円とライター4000円。アセンブラでやる分には今回もらったライターだけで十分らしい。

PSoC Express

PSoC Designer

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avr-gccのレジスタ操作で16進数とか使わない方法

最近出たこの本、すごくいい。

マイコンもATmega168で最新だし、gccでのコードが載っているのでよくわかる。

AVRマイコン活用ブック—オリジナル電子ゲーム&ロボット製作
松原 拓也
電波新聞社 (1982/01)
売り上げランキング: 23347

でもIOの操作で16進数とか使うのがあんまり好きじゃない。別にどう書いても動けばいいんだけど…

PORTB = 0x21;

とか。0x21、つまり10進数の33を代入しているので、PB5とPB0のピンを出力に設定しているという事だ。

でもこう書いたほうが好きだな。

PORTB = _BV(PB5)|_BV(PB0);

それかアセンブラ風にこういうのも好き。

sbi(PORTB,PB5);
sbi(PORTB,PB0);

こういう書き方の方が16進数慣れてない人には見やすい。ピン配置とプログラムをある程度柔軟に変えやすいのが近代的。(PB0からPB3に変えるのも、エディタの置換で一発だ)

どうなってるのかというと……

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