今日町田のタリーズでHIIの論文と「マネー崩壊」を読みながら考えてたことをメモしておく。
HCI+HIIで、結構多い人数の組織でプラクティスを共有するシステムを考える。
ユビキタスコンピューティングとHCIとデザインを、年齢も得意分野も様々な50人が学ぶ研究室では、プラクティスを共有するのはかなり難しい。「大工の技術を親方から学ぶ」とかよりももっと複雑な事になる。
ただでさえプラクティスだから教える側も記述する事が困難だし、学ぶ側も何がプラクティスなのか見分ける事ができないだろう。基本的に「共同作業」の中で培うしかない。
さて、50人規模で、共同作業でしか伝達できないプラクティスをうまく扱って、組織が良い方向に成長していくにはどうすると良いか?
人大杉だから「○○をやる方法はあの人が知ってる」ぐらいの、小さなコネクションを多重に張り巡らすしかないだろう。それ位の粒度が全体を見渡して自分の切り口を持つギリギリの荒さだろうし、まあコンティジェンシーになってくるだろう。
その為に、俺はblogを使う。自分にとっては「脳の外部拡張領域」、他人にとっては「○○はあの人が知ってるを作る為の検索クエリ」になる。
データをすぐに取りに行ける状態、つまり共同作業をしてプラクティスを得に行ける状態にするのが大事。それを全員がやる。ちょっとWinnyとかP2Pのファイル共有システムっぽい。