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Wiiが研究室に来た

先週の木曜日に、去年卒業した洲巻さんからWiiが届いて、みんなわらわら集まってきた。

Wii Sports ボクシング しゅんp v.s. 吉田



動きが奇妙

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ATmega168を動かしてみた

ATmega168とATmega8

ATmega168 & ATmega8

先週マルツで買ったATmega168というAtmel社のAVRマイコンを、動作チェックした。

ATMega168

ここね。秋月の通り。棚に在庫無かったので、言ったら他店舗から取り寄せてくれた。

■ATmega8→ATmega168

ATmega168はATmega8系統のピンコンパチ(28pin)の上位版。ATmega8->ATmega48->ATmega88->ATmega168という順列。

HERO’S Downloadのデータシート翻訳版をざっと見た違いは以下の通り。

・Flashメモリの容量が2倍

・全てのピンに外部入力割り込みが付いた

・PWMが6つある

・いくつかのレジスタの名前が変わった

28ピンというサイズとその機能が俺らの用途に絶妙なので、AT90S4433の頃からずっと使っている。最近のArduinoもATmega168用のブートローダがある。

「全てのピンに外部入力割り込みが付いた」は、ピンへの電気の入力ON/OFFをイベントで通知してくれるという事。ATmega8までは基本的には(INT0, INT1以外のピンは)ループの中で監視するしかなく、重たい他の処理中は信号を見ることができなかった。PCの様な高機能なマルチスレッドが無いマイコンで複雑な事をするにはとても重要な機能だ。

■動作チェック

今までATmega8を動かしていた回路にそのまま入れ替えてみた。

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TagTube: YouTubeからタグ検索して20個表示するビデオプレイヤー

晩ご飯が遅くて目が冴えてしまったので、ノリで「TagTube」というのを作った。

サービスとしては動いてませんが、ソースコード公開しておきます。

YouTubeのflvファイルのURIは動的に変わるので、以前がんばって取得するcgiをperlで作ったのだけどまたYouTubeの仕様が変わったのでしばらくやってなかった。

んで、昨日の夜に和田さんが、「WebService::YouTube::UtilでflvのURI取れるよ」と言ってたので、朝2時に始めて4時にとりあえず完成した。たくさんのflvを再生したらどれぐらい重くなるかとか、YouTubeとのやりとりの速度が大体わかってきた。

まずインストール

cpan> install WebService::YouTube

そしてYouTubeのDeveloper IDも取っておく

せっかくだからタグ検索して、20個のflvを同時に(重いので順番に、になってしまったが)並べて再生するFlashを作ってみた。



つうか、みんなの叫びすぎ

画面はこんな感じ

TagTube

■技術的なこと

まずFlashにMiniPlayerというクラスを20個敷き詰める。そして、”oklab”や”shokai”でYouTubeのREST-APIをタグ検索して、サムネイル(jpg)とvideo_idを取ってくる。サムネイルだけとりあえずMiniPlayerの中のLoaderに表示する。

最後にCGIにvideo_idを渡すと、flvのURLが返ってくるのでMiniPlayerの中のMediaDisplayに表示する。

おわり。もう一回やる時は再起動してください。

■コード

SourceCode – .fla, .swf, .as (Flash8 ActionScript2.0)

あとXPath4AS2を使ってます。→使い方

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最近の本 – 影、影絵、情報的似姿

最近は影について色々と考えたり読んだりしている。

影の現象学
影の現象学
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河合 隼雄
講談社
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おすすめ度の平均: 5.0

5 3年ほど前か
5 影という元型をとおして、自己を省みる
5 副読本としてのユング

目次だけ見た。影というとプラトンやユングだが、両者に触れてる。

プラトニズムでの影は「影は自分の負の部分だけど、自分の一部だからちゃんと向き合わないといけないよね」というゲド戦記とかのアレの事。

影をなくした男
影をなくした男
posted with amazlet on 06.12.11
シャミッソー Adelbert von Chamisso 池内 紀
岩波書店
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おすすめ度の平均: 4.5

5 ドイツ独特のどこか陰鬱な寓話
5 ・∀・)ふんふん
4 オペラ「ホフマン物語」との関係は?

『影の現象学』に出てくるシャミッソーの小説。今読んでる。

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3章目、どこまで作るか

1.動くモノはどうやって作られているか

2.動くモノをどうやって作れるようになるか

と来て、結局最後は「動くモノをどこまで作るか」になるだろうな。結局コスト感覚というか。

こないだ数人で話してて、どこまでやるのか?とかどんな技術に手を出すか?の限界は、自分が決めるのではなく他人が決める事に気付いた。よく「限界は自分が決める」とか言うけどそうではなくて、限界を超える事を当然とした自分がいるならば、じゃあ限界はどこで決まるかというと「他人のちょっと先」か「トップの人のちょっと後ろ」なわけで。(あとはプライド次第)

RSSやSBMのお陰でずいぶん技術の勉強の仕方が変わった。このインターネット的な技能習得方法によっぽど新しいwebサービスが加わるまで、多分ここで明文化した技術習得コンセプトを俺は2年間ぐらい使い続ける事になるだろう。