さて、「IDがついたオブジェクトの配置によって、表示が変わる」というしくみはタンジブルメディアの設計でよくあるけど、どう実装するか?
RFIDを使うのはよくあるが、それだけだと「何が置いてあるか」がわかるだけで「何がどこに置いてあるか」はわからない。正解は「RFIDのアンテナを複数用意してリレーで切り替える」なのだが、それだとRFIDタグより小さいモノには使えない。RFIDタグは基本的にアンテナと水平にしなければならないし。
もう一つの方法として、接触通信でIDを返すという方法がある。要するにICをオブジェクトに埋め込んでしまって、電源を供給してやって、IDを吐かせるわけだ。
んでやってみた。
7セグメントLEDとかをダイナミック点灯させる時に使うデマルチプレクサを使って、AT90S2313×3個からUARTでATMega168にIDを送る。