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FT232RLのEEPROMをすごい勢いで書き込む

俺はこの手順で効率よく大量に書き込んでいます


まずデバイスマネージャとMProgを起動して並べる。MProgにはEEPROMをloadしておく。
83f5648ab664ddc5a963416810c1f4ba.png


ターゲットのボードをUSBケーブルに刺す。

するとWindowsが「新しいハードウェアが見つかりました」と報告してくる。
14fe5d204e7bb00ffcc3707cfa10c1b5.png

このまま待っているとデバイスドライバのインストーラが起動してしまうので、
MProgからEEPROMを書き込む。だいたいwindowsのデバイス認識音がしてから3秒後にwriteする。


インストーラより先に書き込み成功すると、インストーラが起動しない。
あらかじめターゲットデバイスのドライバをインストールしてあれば、「使用準備ができました」になる
501a7c01d5793951465148ff1252debd.png


デバイスマネージャで「USB Serial Port」が増えている事を確認。
b361d82d4b05be6b382cbe633eecea07.png

デバイスをUSBケーブルから抜いて、次のデバイスにEEPROMを書き込む。

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iPhoneからMac経由でdocomoケータイにアドレス帳をコピー

docomoの普通の携帯電話を買ったが、iPhoneからdocomoへのアドレス帳移行の手段が無い。

windowsのiTunesでiPhoneから読み込み→csv形式でドコモdatalinkで携帯電話に転送
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1124847736
という手段があるが、iTunesで読み込む時にoutlookがなければ駄目。windowsアドレス帳形式はドコモdatalinkで転送できない。


今回はiPhone→MacのiTunesでAddress Bookに読み込み→「グループのvcardを書き出し(vcf形式で)」→メールで携帯電話に転送
という手段で移行した。

ただし

  • 検索しやすいようにiPhoneでは読み仮名をローマ字で入力してたが、docomoはカタカナのみ対応
  • vcf形式は1ファイルに複数のvcardを保持できるはずなのに、SH-02Aは先頭のvcardしか読み込んでくれない
  • メールに同時に添付できるファイル数は10個まで

なので読み仮名は全部無くなったし、10個ずつ添付して登録したから面倒だった。


まず、一つのvcfファイルに複数のアドレス帳が入っていても全部読み込める機種なら、MacのAddress Bookからvcfで書き出して
nkf -s phone-addr.vcf > phone-addr-sjis.vcf
でshift jisに文字コードを変えれば読み込めるはず。(そういう機種があるならば)


ファイルを分割するためにスクリプトを書いた
convert-vcard-mac-docomo.rb
#!/usr/bin/env ruby
# -*- coding: utf-8 -*-
require 'kconv'

if ARGV.size < 2
puts 'error! 入力ファイルと出力先ディレクトリ名を指定してください'
puts 'ruby convert-vcard-mac-docomo.rb /path/to/input/file.vcf /path/to/output/dir/'
exit 1
end
input = ARGV.shift
output = ARGV.shift
puts output += "/" if !(output =~ /\/$/)

delimiter = "BEGIN:VCARD"
cards = open(input).read.split(/#{delimiter}/m)
cards.shift # 1件目いらない

for i in 0...cards.size do
puts card = delimiter+cards[i]
puts "-"*10
open(output+"#{i}.vcf","w"){|f|
f.puts card.tosjis
}
end

mkdir ~/vcards
ruby convert-vcard-mac-docomo.rb ~/phone-addr.vcf ~/vcards/
で ~/vcards/にたくさんファイルができるので、10件ずつメールに添付して送って登録した。
指が憑かれた。


後で気づいたが、読み仮名はsjisで
SOUND;X-IRMC-N;CHARSET=SHIFT_JIS:ʼヨミガナ;;;;
と書いておくと読み込めるみたい。
俺の場合ローマ字→カタカナに変換しないとならなかったので面倒だが、suikyoを使えば楽にできるかもしれない。

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opencv-haartrainingの進行状況をtwitterに流すbot

OpenCVをソースからビルドするとhaarlike分類器(顔認識などに使われているやつ)の学習ツールが手に入るんだけど、たくさんのマシンでたくさん学習させているとそれぞれの進行状況をチェックするのが面倒になってくる。

でも、入力した画像ファイルが壊れていると学習が強制終了してしまったり、データがばらつきすぎてて収束しなくてあきらめて終了されたりするので、プロセスが死んでいたらパラメータを直してすぐやり直しをさせたい。学習中は予断を許さない状況が続く。

なので、進行状況を監視してtwitterアカウントshokai_logにpostするbotを作った。
5分間隔でopencv-haartrainingの作業ディレクトリとプロセスが生きているかをチェックする。
学習stageが進む毎に適当に通知し、プロセスが強制終了していた場合は激しくreplyしてくれる。これで安心して寝れる。OpenCV1.0/2.0両方対応。

プロセスが落ちていると教えてくれたり、段階が進む毎にtwitterに投稿したりする。
一見何言ってるのかわかりにくいpostもあるが、「ドドドド」だったらstage4が終わったという意味。
tweet-haartraining.rb
辞書はコード内にある。


第2引数にopencv-haartrainingの-dataオプションで渡した「結果の書き出し先ディレクトリ名」を指定する。第3引数は無しでもいいが、twitter投稿の末尾にメモを付けられる。複数のマシンで実行していてどれの進行状況かわからなくなる時は、マシンの名前を入れておけばいい。
ruby tweet-haartraining.rb /Users/sho/path/to/training/dir/ "Macbook黒"

tweet-haartraining.rb
#!/usr/bin/env ruby
# -*- coding: utf-8 -*-
require 'rubygems'
require 'twitter'

# setting
USER = 'your-account'
PASS = 'your-password'
INTERVAL = 300 # sleep sec
YOU = 'shokai' # 時々replyしてくる nilでreplyなし
NOPOST = false # debug用

def post(message)
  return if !message
  message = "@#{YOU} #{message}" if rand(3)<1 if !(message =~ /@#{YOU}/) && rand(2)<1
  puts message + "\t" + Time.now.to_s
  return if NOPOST
  httpAuth = Twitter::HTTPAuth.new(USER, PASS)
  tw = Twitter::Base.new(httpAuth)
  tw.update(message)
end

if ARGV.size < 1
  puts '結果が出力されるディレクトリへのパスが必要です。メモも付けられます(オプション)'
  puts 'e.g. ruby tweet-haartraining.rb /path/to/haar/training/dir/ "研究室の学習用パソコン"'
  exit 1
end

puts path = ARGV.shift
memo = ARGV.shift || ""
dir_path = path
if path =~ /\/$/
  dir_path = path
  xml_path = path[0...path.size-1]+'.xml'
else
  dir_path = path+'/'
  xml_path = path+'.xml'
end


if stage_p = Dir.glob(dir_path+'*').delete_if{|i| File::ftype(i) != 'directory'}.map{|i| i.split(/\//).last.to_i}.max
  post "ステージ#{stage_p}から開始" + " " + memo
else
  messages = ["開始。",
              "はじめ",
              "起床",
              "おきた",
              "start",
              "スタートしました",
              "hello world",
              "hello work",
              "はじめますわっ",
              "スタンバイレディ セタップ"]
  post messages[rand(messages.size)] + " " + memo
end


while true do
  sleep INTERVAL
  stage = Dir.glob(dir_path+'*').delete_if{|i| File::ftype(i) != 'directory'}.map{|i| i.split(/\//).last.to_i}.max
  if File.exists? xml_path
    messages = ["全行程完了(ステージ#{stage})。お疲れ様でした。",
                "全部オワタ(#{stage})",
                "修了しました",
                "寝る。#{stage}時に起きる。",
                "終わったので、#{stage}時に帰ります",
                "全段階完了しました。データを回収し、電源を落としてください(#{xml_path.split(/\//).last})",
                "全ステージ完了しました(#{xml_path.split(/\//).last})",
                "ⓢⓤⓨⓐⓡⓘ"]
    post "@#{YOU} " + messages[rand(messages.size)] + " " + memo
    exit 0
  end
  if nil == `ps aux | grep opencv-haartraining`.split(/[\r\n]/).delete_if{|m|m=~/grep opencv-haartraining/}.first
    messages = ["#{stage}段階目まで来たけど異常終了したかも",
                "落ちてる",
                "ERROR! haartraining is not working. please restart \(^o^)/",
                "異常終了",
                "異常です",
                "動いてないっぽい・・・",
                "死んだかも",
                "だめっぽい・・",
                "おい、異常終了してるぞ",
                "冒 険 の 書 (#{stage}) は 消 え ま し た",
                "おお、死んでしまうとは情けない",
                "\(^o^)/"*stage,
                "ピッコロの気が消えた",
                "なん・・だと・・",
                "#{stage}面でピチュった"]
    post "@#{YOU} " + messages[rand(messages.size)] + " " + memo
    sleep INTERVAL*2
    next
  end
  next if stage == stage_p or stage == nil
  stage_p = stage
  messages = ["#{stage}段階目まで進みました",
              "バリバリです(stage#{stage})",
              "ばっちりですわっ",
              "------ここまで読んだ(#{stage})------",
              "がんばってます(#{stage})",
              "stage #{stage}",
              "ステージ#{stage}なう",
              "now finished stage#{stage}.",
              "よし!ステージ#{stage}まで終わった!!!",
              "うわ"+"あ"*stage,
              "ド"*stage,
              "ゴ"*stage,
              "ゴ"+"ー"*stage,
              "もりもり",
              "ふむふむなるほど"+"・"*stage,
              "頭が"*stage+"おかしくなりそうだ",
              "もういや",
              "無理"*stage,
              "ズザ"+"ー"*stage,
              "帰りたい",
              "まだ#{stage}段階目だ",
              "もうstage#{stage}まで終わった。超はやい",
              "もうstage#{stage}まで終わった",
              "stage#{stage}まで終わった",
              "stage#{stage}まで終わったし",
              "ククク・・遂に#{stage}界までまで昇ってきたか・・・",
              "ⓢⓤⓨⓐ"*stage]
  
  post messages[rand(messages.size)] + " " + memo
end

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bootcampで入れたWindowsのパーティションサイズを小さくして、そのぶんMac側を大きくしたらWindows起動しなくなった

追記:これやったらwindows起動しなくなったのでやらないほうがいい・・


Macbook ProにbootcampでWindows XPをインストールしてあるんだけど、最初にインストールした時にWindowsに容量を与えすぎていてMac側が足りなくなってきたのでパーティションサイズを変更した。

Windowsを20GB減らして、その分Mac OSXを20GB増やした。


■準備



■Windowsのパーティションを小さくする
Mac付属のDisk Utilityではfat32パーティションのサイズ変更はできないみたいだけど、
Ubuntuのディスクを入れてCDからブートして(インストールしないで)パーティションエディタというのが上のメニューにあるから起動する。

Macのbootcampアシスタントでwindowsを入れたとすると、画面上で左側にはMacのパーティションがあり、右側にWindowsが入っている。
パーティション・エディタ(gparted)でWindowsのパーティションを小さくして、右に詰める。かなり時間がかかる。

ディスクに変更を書き込む。これで20GB空いた。


■Macのパーティションを大きくする
本来、HFS+でフォーマットしてあるMacのパーティションはMacに入っているDisk Utilityでサイズ変更できるはずなんだけどパーティションマップがエラーを報告しているとかでできなかった。

また、gpartedでもリサイズできなかったので、小一時間悩んだ。


思い切ってバックアップは取ってあるのでMacのパーティションを消す。
gpartedではMacのHFS+でフォーマットできないので、空いた所にフォーマット無しのパーティションを作る。

変更を書き込んでUbuntuは終了させる。


■Macをバックアップから復活させる
Macのインストールディスク(LeopardかSnowLeopard)を入れてalt押しながらMacbookPro起動。

Macのパーティションを消したからかボリューム名がズレて、見た目CDなのにWindowsと書かれたアイコンができるので、それを起動。
Leopardのインストール画面になる。

インストールはせずに、画面の上のメニューからDisk Utilityを起動して、さっき作った未フォーマットのパーティションをHFS+にする。

さらにTimeCapsuleとLANケーブルで直接接続し、「バックアップからシステムを復元」でMac OSXを復活させる
Snow LeopardからLeopardに戻した – 橋本詳解

8時間ぐらい待つ。ばっちり20GB増えてた。



そういえば検索するとWinCloneというソフトを使えと書いてあるページがいくつか出てくるが、WinCloneは最新版の公開が停止されていて、ひとつ古いバージョンを使ったら完全にパーティションサイズが同じでないと書き戻しができなかった。

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Inspiron Mini9に外付けUSB RAID HDDをつけてファイルサーバー化した

Ubuntuが入ってるDellのInspiron Mini9を回収してきたので、IO DATAの外付けRAID HDDをつけてファイルサーバーにした。
もともとうちではGLANTANKを使ってたんだけど、部屋の掃除をしたら急にファンの音が気になるようになったので、もう3年以上使ってるし入れ替える事にした。
inspironは4GBのSSDでファンレス。外付けHDDもファンレスなのでとても静かになった。


I-O DATA ミラーリング/ストライピング RAID対応USBハードディスク 2TB HDC2-U2.0
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5 順調です
5 ミラーでのフォーマットが時間がかかる
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■ほしい機能
ただのNASではなく
  • 音が静か
  • RAID1でミラーリングしてデータが消えないようにしたい
  • 家のdynamic dnsを更新
  • 家の外からもe-mobileでsshでログインできたり、mercurialやgitのリポジトリを置ける
  • rsyncで大学にある巨大なファイルをダウンロードさせておく作業を任せられる
  • sambaでwindowsのファイル共有にも参加する
  • 念のためモニタとキーボードも付いていて、ネットワークが壊れている時も操作しやすい
  • Inspiron Mini9と外付けHDDどちらが壊れても迅速に入れ替え・復旧できる構成にしたい
  • apacheとhgweb.cgiを動かしてmercurialのリポジトリビューアを置きたい
  • 巨大ファイルのやりとりのためにapacheは動かしておきたい


■HDC2-U2.0の設定
まずRAID1に設定し直す。後でやると中身がフォーマットされるので。

パソコンに接続しないで、ACアダプタだけ刺す。
電源モードスイッチをONに切り替える。起動する。

裏にあるRAID SETUPボタンを3秒押し続けると電源LEDが点滅しはじめる。
前側のFUNCボタンを押す毎に電源LEDの色が変わる。

青:RAID0 ストライピング
紫:RAID1 ミラーリング
緑:マルチディスクモード
なので、紫にする。裏側のRAID SETUPボタンを押して設定終了。

パソコンに接続して容量が1TBに減っている事を確認。これでミラーリングモードになった


■HDC2-U2.0のフォーマット
inspiron mini9に接続して起動。
sudo apt-get install gparted
which gparted
sudo gparted
gpartedでHDDのパーティションをフォーマットする。ubuntuをインストールする時に出てくるツール。

全部ext3でフォーマットした。しばらく待つ。


■HDC2-U2.0をマウントする
マウントポイントを作っておく
mkdir /home/sho/ex


/dev/sdb1としてHDC2-U2.0が認識されていたので
/etc/fstab を編集
/dev/sda2		/			ext3 defaults	0 0
proc /proc proc defaults 0 0
/dev/sdb1 /home/sho/ex ext3 defaults 0 0
自分のホームディレクトリの下に置く。

マウントする
sudo mount -a

これで/home/sho/ex/ 以下はRAIDで守られる。


■sambaのインストールと設定
sudo apt-get install samba

/etc/samba/smb.conf を編集
[global]
workgroup = MSHOME

coding system = UTF-8
doc charset = cp932
unix charset = UTF-8
wins support = yes

[ex]
path = /home/sho/ex
comment = ex
browseable = yes
read only = no
create mask = 0755
directory mask = 0755

sambaからはHDC2-U2.0の中以外は見える必要が無いので、[homes]とかは ; で全部コメントアウトした。


samba再起動
sudo /etc/init.d/samba restart


■Dynamic DNSの更新
mydns.jpを使っているんだけど、ここはDiCEとかを使わなくてもBasic認証で更新できる。

crontab -e で設定追加
*/10 * * * * wget --spider http://mydns-username:password@www.mydns.jp/login.html
10分おきに更新する。


■その他
あとはまあ普通のLinuxなので、mercurialとかgitとかapacheをインストールしておしまい。
SSDの容量を稼ぐために、Inspiron Mini9に入ってたゲームやGIMPやEvolutionメールやOpenOfficeを全部消した。