まずgithub pagesでサイトを作った。

args_parser for Ruby
くわしくは上を見ればわかる。


アップデート内容

コマンドライン引数をparseした後に、validationやfilterをかけれるようになった。
parser側で入力値がチェックできるので、アプリ側でめんどうくさい処理をしなくて済む。

parseスタイルが増えた。
% rackup config.ru --port 5000 --env development
のような–key valueの他に、
% gem install twitter --version=3.7.0
みたいなイコールでつなぐスタイルも選択できる。
自分でスタイルを追加する事もできるようになってる。

順に解説する。

Validator / Filter

filterとvalidatorを追加した。こう書く。

require 'args_parser'
parser = ArgsParser.parse ARGV do
arg :url, 'URL', :alias => :u, :default => "http://shokai.org"
arg :help, 'show help', :alias => :h

filter :url do |v|
v.to_s.strip
end

validate :url, "invalid URL" do |v|
v =~ /^https?:\/\/.+$/
end
end
parse後にvalidateブロックが走って引数がチェックされる。
上の例だと引数 –url が正規表現に合わない時にエラーを起こす。


filterは、文字列を小文字にするとか、小数だったら整数に丸めるみたいな下準備に使う。
validateとfilterは何個でも書ける。


validator内のエラーはデフォルトでは
Error: invalid URL (--url hasadfttp://shokai.org)
がSTDERRに表示されて、exit 1される。


これはon_validate_error や on_filter_error を書いておけば横取りできる。exit 1されたくない時にどうぞ。

require 'args_parser'
parser = ArgsParser.parse ARGV do
arg :url, 'URL', :alias => :u, :default => "http://shokai.org"
arg :help, 'show help', :alias => :h

filter :url do |v|
v.to_s.strip
end

on_filter_error do |err, name, value|
STDERR.puts "filter error : #{err.class} #{name}=#{value}"
end

validate :url, "invalid URL" do |v|
v =~ /^https?:\/\/.+$/
end

on_validate_error do |err, name, value|
STDERR.puts "validate error : #{err.class} #{name}=#{value}"
end
end

横取り結果
validate error : ArgsParser::ValidationError url=hasadfttp://shokai.org


Style

ArgsParser#parseを呼び出す部分、ブロックしか渡さないと:defaultのstyleが使われる。

parser = ArgsParser.parse ARGV do
しかしコレだとハイフンが頭に付く文字列を引数として渡せない(負の数とか)
そういう時は別のスタイルを選べる。

:style => :equalを渡すとスタイルが変わる。

parser = ArgsParser.parse ARGV, :style => :equal do

2種類のスタイルは
https://github.com/shokai/args_parser/tree/master/lib/args_parser/styles
に入っている。

自分でスタイルを作るときは、parse_style_スタイル名(argv)を定義したArgsParser::Parserを読み込んでからArgsParser#parseを呼べばいい。