筑摩書房 (1992/06)
売り上げランキング: 4,711
興味深い初期作品集
お薦め
社会科学系の本でこんなに面白い本があるのか!!
面白いんだけど、ちょっと忙しくて100ページぐらいで読みかけ放置してる『二十一世紀の資本主義論』の岩井さんの本。貨幣って不思議だ
Little Simon (2003/10)
売り上げランキング: 328
すごいの一言に尽きます
壊される・・・でも読ませたい
芸術的☆
『不思議の国のアリス』の絵本。でもただの絵本じゃなくて、超飛び出る。
こんなに飛び出る。
裏側や、家の中(本を開いて飛び出させている途中で、しかも本の裏側から見ないと見えない!)まで作り込まれている所。ある種偏執的な作り込みを感じる。
でも、絵本って子供が真ん中に置いてみんなで覗き込んだりするから、どの方向から見ても見えないといけないんだろうな。本当にこの本は凄い。
俺が撮ったのよりも、こっちのビデオの方が良いな
早川書房 (2006/06)
最近CNETJapanにも記事が出ていたIDEOの2冊目の本。CNETの記事でも言っているように、IDEOは人材や組織をデザインしたりコンサルしたりしている。それはイノベーションを確実に引き寄せるための下地のデザインだ。
この本では、10の人材の類型としてまとめている。
情報収集をするキャラクタ:人類学者、実験者、花粉の運び手
土台を作るキャラクタ:ハードル選手、コラボレーター、監督
イノベーションを実現するキャラクタ:経験デザイナー、舞台装置家、介護人、語り部
もともとIDEOの『発想する会社』が奥出研的にマストな本なためか、『イノベーションの達人』が発売された次の日にDNPに7冊ぐらいあってびっくりした。
最初の100頁ぐらいを読んだ感じ、この本の言っているイノベーションは確かに同意できるものだなというかIDEOやっぱすごいな。10のキャラクタ見てると明らかに自分に足りない能力が丸裸にされる感じがする。
ただやっぱり、地獄合宿で「モノの作り手として色々な要素があるけど、超人になりたいよね」という事を話していて、社会的に意義のあるビジョンを発見してきて、そこで起こっている現象を把握するフィールドワークを行ない、そこのアクティビティを改善or拡大するコンセプトを立て、プロトタイピングを繰り返し、チームが楽しすぎてみんな暇になるとプロジェクトの事考えてしまう様にもりあげて、プログラミングも電子工作も筐体製作もネットワークも、論文もビデオ製作もプレゼンも何でもやっちゃうよ的な超人に俺はあこがれる。
イノベーション、というかパッと思いついてしまう「アブダクション」について解き明かしてしまった人らしい。
その伝記。
産業図書 (2000/09)
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ハンマーとウインカーの哲学者としてのハイデガー
現象学を用いた人工知能批判やインターネット検索批判で有名なドレイファス先生による、ハイデガーの『存在と時間』を読み解く本。
これは小難しそうです。
なんか難しそうなのでパス。まずマトゥラーナとヴァレラの『知恵の樹』から読むことにする。こっちはオートポイエシスを提唱した2人がわかりやすくまとめた本で、やっぱり1章は現象学的還元つまり我々がいかに生きている世界を認識するか、から始まって、自己産出システムの単体と再生産の類型、それらの構造的カップリングからできるセカンドオーダーの単体、セカンドオーダー同士のインタラクション、そして社会現象へと話が大きくなっていく。
ちょっと神経の仕組みや生物の話が多くてむずかしかったけど、今読んでます。
でも未だにオートポイエシスって、系の状態を記述するだけでそれ以上の使い道がよくわからないというか、単に要素と構造のどっちが先に現れたわけでもないって言ってるだけに見えて面白くない。いくらモデリングしてもしょうがないという気が、やはりする。
ソフトバンククリエイティブ (2006/04/15)
新城カズマ萌え。蓬莱学園シリーズ全巻揃いました