来週16日(火)に、日吉でシンポジウムがあります。事前予約の受付がはじまりました
本人そっくりのロボットの石黒先生や、Leading Edge Designの山中俊治先生が来ます。参加費無料。
以下リリース文引用
2010年2月16日、「ユビキタスコンテンツ製作支援システムの研究」は、神奈川県横浜市港北区日吉・藤原記念ホールにて、「ユビキタスコンテンツシンポジウム2010」を開催致します。
本プロジェクトは、JSTの戦略的創造研究推進事業CRESTによって支援を受けたプロジェクトで、平成16年度から5年間の研究プロジェクトとして「ユビキタスコンテンツ」という新しいコンテンツジャンルを提案し、基盤技術開発、デザイン理論構築、コンテンツ制作の3軸から研究を実施してまいりました。
ユビキタスコンテンツは、私たちの衣食住遊に新たな経験と感動をもたらすコンテンツです。それらはモノや環境に溶け込み、ヒトや状況によってダイミックに変化します。また、ネットワークと接続されることにより各々のコンテンツのユーザ経験が蓄積され、蓄積されたデータをもとにコンテンツ同士の連動が可能となります。
このようなユビキタスコンテンツを制作するためのプラットフォームとしてわれわれが開発したxtelは、近距離無線通信が可能な小型基板moxa、 MCUボードのためのprogramming・runtime環境Talktic、動画、音声などの連続情報を扱うことが可能なP2Pネットワークライブラリ EntityCollaborator、コンテンツ経験の連動と蓄積を可能にするwebサービスLifeの4つのツールで構成されています。
さらに、本プロジェクトの成果であるユビキタスコンテンツのためのデザイン理論は、デザイン思考とティンカリングと呼ばれるプロセスを通して、効率よく良質なユビキタスコンテンツを創出することを支援します。このデザイン理論は、xtelの開発環境にも生かされており、デザイン思考とティンカリングを実行しやすくなるように、xtelの開発環境が設計・構築されています。
本プロジェクトを締めくくる今回のシンポジウムでは、ロボット研究者の石黒 浩 大阪大学大学院教授、プロダクトデザイナーの山中 俊治 慶應義塾大学環境情報学部教授をゲストスピーカとしてお招きし、トークセッションを行います。また、シンポジウムでは、5年間の活動内容をまとめた書籍「xtel: 生活を豊かにするインタラクションデザイン」をお配りする予定です。
日時・場所:
2010年2月16日(火) 10:30-15:30 (開場 10:00)
慶應義塾大学日吉キャンパス 藤原記念ホール
プログラム:
10:30 – 10:40 代表挨拶
10:40 – 12:10 「親しみのデザイン」
石黒 浩 大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授
奥出 直人 慶應義塾大学 メディアデザイン研究科 教授
12:10 – 13:30 休憩
13:30 – 15:00 「美しさのデザイン」
山中 俊治 慶應義塾大学 環境情報学部 教授
稲蔭 正彦 慶應義塾大学 メディアデザイン研究科 教授
15:00 閉会挨拶
事前登録方法:
シンポジウムへのご来場をお考えの方は、
・お名前
・所属
・電話番号
・メールアドレス
を添えて、office [at] dlb.sfc.keio.ac.jpまでメールをお送りください。
なおシンポジウムの詳細は随時 webにてご連絡差し上げます。
http://xtel.sfc.keio.ac.jp/
本件に関するお問い合わせ先
〒223-8526 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館C6S04
CREST ユビキタスコンテンツプロジェクト
Tel. 045-564-2483
Fax. 045-564-2540
E-mail: office [at] dlb.sfc.keio.ac.jp