■目次
1.組み立て ← いまここ
2.シリアル通信
3.LEDの点滅
一昨日、奥出研はてブ人気エントリをリリースした瞬間に畑山さんが迎えに来て、hatayanMBのはんだづけ・プログラム書き込みテストに連れて行かれた。
■特徴
プロトタイピングデバイスへの「本気組み込みモジュール」として特化していて、
・Arduino化してProce55ing風にラピッドプロトタイピング(itsukilog)←→WinAVRでC言語でがりがりプログラミング の切り替えを前提に作られている
・モジュールを付け替えるとBluetooth無線が使える
・Wiringの3分の1程度のサイズ(Arduinoの半分程度)
という特徴がある。
■組み立て
まず、atmega8をはんだづけする。ブリッジしないように気をつける。一番細いはんだごて&はんだを使えば割と簡単。俺は一発で作れた。
atmega8はAtmel社のAVRという種類のマイコン。2年ぐらい色んなサイズのAVRを試した結果、価格・入手性・機能・開発環境のバランスでこれが一番いいという事になった。(最近WinAVRがバージョンアップしてmega88に対応したが、ピンコンパチなので置き換えられる)
最近の奥出研の組み込み制御部分もmega8がメイン。
次に、背の低い部品から順にはんだづけする。
5Vを作る3端子レギュレータの回路が入っている。(このレギュレータは小型かつ低ドロップタイプですごくいい)
右側の6ピンがISPピン。AVRはソケットに差し込まなくてもこのピンにケーブルを刺してプログラムを書ける。確かPICはできないはず
さらに、UART-RS232C変換基盤が付いている。某社のBluetoothモジュールとピンコンパチにしてあるので取替える事で無線化もできる。
というわけで次は、UART通信の記事を書きますよ