昨日はWiringのソフトをインストールしたので続き。

■Wiring I/O Boardのドライバのインストール

WiringをUSBケーブルでPCに接続すると、ドライバのインストールを要求されるのでFTDI社のVirtual COM Port DriverのWindowsXP用 1.0.2154をインストール。最新版は何故かインストールできなかった。

インストールすると、Wiringの基盤が仮想COMポートになる。

Wiringのメニューの[Tools]→[Serial Port]でCOM10が増えていたので、それを選択する。

wiring-com10

■プログラムの書き込みと実行

Proce55ingと同じく、メニューの[File]→[Sketchbook]→[Examples]

で適当なサンプルコードを開く。[led_blink]がいい。基盤上のLEDが点滅する。

Verifyボタンを押してプログラムが間違ってないか確かめる。

I/Oボード上のリセットボタンを押してから、Verifyボタンのある列の右から2番目のUpload to I/O Boardを押して書き込む。

書き込み終ったらI/Oボード上のリセットボタンをもう一度押す。

しばらく待つ(5秒以上かかる)と、動き出す。

左から順に、Verify、Stop、New、Open、Save、Upload to I/O Board、Serial Monitor

■Wiringのプログラム – デジタル出力(LED)、デジタル入力(スイッチ)、proce55ingへのシリアル通信

Wiring LED switchWiring Proce55ing

プログラム(Wiring)動画(6MB)

PIN0にLEDを直接接続、PIN1にスイッチを接続。スイッチの回路はWiringのサイトにあったものそのまま。抵抗は10kΩ。

基本的にLED点滅。スイッチの入力がある時はずっとLED点灯。

LEDが点いている時は’1’を、消えている時は’0’をシリアル出力する。

■Proce55ingのプログラム – Wiringからのシリアル通信の受信

サンプルを改造するだけで簡単にできる。

メニューの[File]→[Sketchbook]→[Examples]→[Library-Serial]→[BinaryInput]を開き、

36行目を

port = new Serial(this, Serial.list()[0], 19200);

から

port = new Serial(this, “COM10”, 9600);

に直す。COM10の所は適宜変える。

proce55ing-serial

実行する。これはシリアルポートから’0’が来ると円が小さく、’1’がくると円が大きくなる。